ホタテは一日にして成らず。長い年月を経て、立派な貝柱になる。
ホタテは我々に教えてくれる。自然の愛おしさ、逞しさ、儚さ。
貝柱の繊維の1本1本が私たちであり、宇宙なのです。

食材

食用として多く漁獲されるが、現在では養殖もされている。 調理方法にも依るが、近年では生後一年程度の物稚貝から、3-4年ほどかけて大きくした物まで、幅広く流通している。

刺身や煮込み、バター焼き、スープ、干貝など様々な料理で使用される。

貝柱は肉厚で淡白だがほぐれ易く、舌触りと風味が良い。また、ヒモと呼ばれる外套膜も燻製や塩辛などにして食べる。貝殻以外はほとんどの部位が食べられるが、中腸腺(ウロ)は貝毒や重金属が集中するため食べない方がよい(食べても美味しくない)。ウロは黒色なので、素人でも容易に判別し取り除くことができる。

アミノ酸、グルタミン酸、コハク酸やタウリンなどが豊富に含まれている。ホタテガイ特有の甘味はグリコーゲン由来である。

また、貝殻は料理店などで野趣を演出する鍋代わりに使用されることも多い。